(宇田亮一)新装版 吉本隆明『共同幻想論』の読み方 『新装版 吉本隆明『共同幻想論』の読み方』(宇田亮一)を読み終わりました。第1章、第2章で吉本隆明の『共同幻想論』の概要を描いてくれて、これがすごく丁寧で読みやすい。とはいえそもそもの大著を説明してくれる本についてここで改めてまとめても、と… 2022-12-17本
(Theピーズ)別冊たまロカ30 思い出すのが面倒だ Theピーズの30年 ずいぶん前に買っていたけど分厚さに手を出せずにいたものです。いや、もう少しちゃんと理由を書いておくと、Theピーズのことは昔からめちゃくちゃ好きだけどその歴史や他の人からの思い出話とかにはあまり関心がなかったところがあって、ありました。それ… 2022-12-12本
(町田康)残響 中原中也の詩によせる言葉/そこ、溝あんで 『残響 中原中也の詩によせる言葉』(町田康)を読み終わりました。先日の町田康の講演に行く際に寄った古本屋でたまたまみかけたものです。わたしは詩を読むことができなくて、このタイミングしかないと思ってよみはじめたところがあります。本作は中原中也… 2022-12-05本
(柿沼 万里江 (編集), ローベルト ヴァルザー(原著), パウル クレー(原著), 若林 恵 (翻訳), 松鵜 功記 (翻訳) )日々はひとつの響き: ヴァルザー=クレー詩画集 『日々はひとつの響き: ヴァルザー=クレー詩画集』(柿沼 万里江 (編集), ローベルト ヴァルザー(原著), パウル クレー(原著), 若林 恵 (翻訳), 松鵜 功記 (翻訳) )を読み終わりました。ローベルト・ヴァルザーの詩にパウル・… 2022-11-30本
わが星 本の感想の前に、演劇の感想を載せておきます。Youtubeで『わが星』(ままごと)をみました。めちゃくちゃよかった……。わたしは演劇に疏すぎるので余計なことをいいそうなんですが、音楽、リズムで演劇ができてる……!っていうアホな感… 2022-11-20本 舞台
(古井由吉)東京物語考 『東京物語考』(古井由吉)を読み始めました。タイトルから映画『東京物語』に関しての本なのかな~と漠然と思っていたんですが、そして実際に書き出しはそれなんですが、内容としては明治・大正・昭和の私小説、徳田秋声、葛西善蔵、嘉村磯多などの著作の内… 2022-11-18本
(古井由吉)楽天記 『楽天記』(古井由吉)を読みはじめて、今1/4ほどです。冒頭の5頁がすごい。家に戻ると息子が帰っていた。日の傾き始めたなか、部屋でこちらを振り返る息子からの「小春日和だねえ」という投げかけに対して簡単なやりとりをしながら、その息子はどうも穏… 2022-11-15本
(鴨居玲)踊り候え 『踊り候え』(鴨居玲)を読み終わりました。画家、鴨居玲の文章を集めた本です。先日の「本のさんぽみち」で購入しました。鴨居玲の作品は、昨年末の大雪の石川県で展示をみて以来なんですが、ちょうど一昨日この本が売られていて、しかもちょうど東京で展示… 2022-10-27本
(町田康)記憶の盆をどり 『記憶の盆をどり』(町田康)です。短編集でまだ2本しか読めていないんですが、そのなかの「山羊経」がとてもよかった。一見すると主人公がそのときにみたこと、きいたこと、おもったことがだらだら流れ続いているような文章で、だから何か無秩序な描写が続… 2022-10-21本
(戸田山和久)教養の書 大学新入生、あるいは高校生を対象に書かれた本で、ブルデュー等についてはさらっと流す代わりに複数の映画を題材に話を展開させたり、話を何度も脱線をしたり、めちゃくちゃ読みやすい。今のわたしはこれくらいがちょうどよいです。戸田山和久氏の本はできる… 2022-09-09本
(嘉村磯多)業苦/崖の下 収録作だと「秋立つまで」「途上」が良かった。いや、表題の「業苦」「崖の下」もすごいんですが、あまりに自意識のねじれ、自己嫌悪やそれに基づく人間関係の拗れが直接的というか暴力的で……というところがあって、あります。自分が嫌悪するものと一方でそ… 2022-08-07本
(古川日出男 訳)平家物語 長かった、これは読みにくいという話ではなく、単純にわたしのメンタルがずっと読書に向いていなかったことがあります。いや、序盤はまあまあ読みにくというかだるいところもありますが……。解題を読んでいると、平家物語は壇浦合戦から50年後頃に成立した… 2022-07-11本