(吉田喜重 (著), 小林康夫 (著), 西澤栄美子 (著))宮川淳とともに わたしの持っている宮川淳へのイメージ、もちろん著作から受け取るイメージだけですが、この本を読んでいるとそこに吉田喜重の語る大学時代の2人の思い出が重なってくる気持ちになります。というよりもこの大学時代の二人の付き合いとその後の分岐があまりに… 2021-12-13本
(古井由吉)眉雨 『眉雨』を少しだけ読んだ。表題作は先日の自選集以来に改めて読んでも全然頭に入ってこないね……。それでも収録されているいくつかの他の短編(「斧の子」「叫女」)を読みすすめてるといずれも精神の不調と世界とのバランスの話が続いていて、そのうえでこ… 2021-10-18本
(古井由吉)半日寂寞 日経新聞等に載せていた短い文章を集めたものです。そうやって読むとかなり時勢に沿った内容が多かったんですが、終盤に入っていた「いよいよ淡く」がとても良かった。音楽にもならない音楽を、静けさの中にわたるけはいを、という話。 2021-09-19本
(古井由吉)木犀の日 『木犀の日』を読み始めて、いま「夜はいま」を読んだところです。20頁ほどの短編で、半分くらいまで何がなんやら全然飲み込めなかった。(怖いものが苦手なのでホラー映画を本当に中学の行事以来一切みておらず、かなりイメージで書いて申し訳ないですが…… 2021-09-06本
(古井由吉)水 『杳子・妻隠』の次に読んだ初期(?)の短編集になります。冒頭収録の「影」が芥川賞受賞後第一作。 古井由吉本人が”人の評価は別のものとして、著者自身が後々まで懐かしむ作品があり、わたしにとってこの短編集はその一つである。”としているような作品… 2021-08-29本
(草野 原々)最後にして最初のアイドル 「最後にして最初のアイドル」「エヴォリューションがーるす」「暗黒声優」の3作が収録されたSF短編集です。星雲賞受賞のタイミングでめちゃくちゃ話題になっていて買ったんですが、『最後にして最初の人類』(小説)を読んでないことを言い訳に後回しにし… 2021-08-10本
(ローベルト・ムジール (著), 森田 弘 (翻訳))ぼくの遺稿集 古井由吉がもともとドイツ文学をやっていてローベルト・ムジールを訳していたことを覚えていて買ったんですが、収録作の「つぐみ」はけっこう同じ雰囲気を感じるところもあった。男が報告する半生、日常の中にふとしたときに感じる神秘、過去の体験の一つがフ… 2021-08-01本
(トーマス・S・マラニー (著), 比護 遥 (翻訳))チャイニーズ・タイプライター 漢字と技術の近代史 「近代」の象徴としてのタイプライターおよび中国語タイプライターの不可能性を軸に、中国語あるいは漢字に対する姿勢、タイプライターの構造、あるいはキー配置、打字の習熟過程、日中関係等々……からその成り立ちを明らかにしていく内容です。序論のツカミ… 2021-07-08本
(佐藤恵子)ヘッケルと進化の夢 ――一元論、エコロジー、系統樹 きっかけは以前読んでいたヘッケルの『生物の驚異的な形』で、これは「市川春子の本棚」に記載されていたものなんですが、放散虫などを二次元的に整理配置したこの図版集のイメージは強烈で、すごく味があるというか頭に残るタイプの本だったんですよね。それ… 2021-06-20本
(古井由吉 (編))馬の文化叢書9巻 -馬と近代文学- 全10巻で国内で近代以降に書かれた文献が古代、中世、近世、近代の時代区分ごとに第1~5巻、民俗学第6巻、(畜産学や獣医学をまとめた)馬学第7巻、馬術第8巻、文学第9巻、競馬第10巻にそれぞれまとめられています。そのうちの文学編は農村だけでな… 2021-05-04本
(馬の博物館編)フェラルの場景 -カナダ・セーブル島の再野生馬群- 馬の姿(写真)をこんなにまじまじと眺めたの初めてかもしれない。数年前に動物園にいったときも目の前に見たサイの見た目に衝撃を受けたし、実際のところ動物の姿って全然知らないんだよな。何か思ったより顔のバランスが大きい気がする……。とか思いながら… 2021-04-11本
(古井 由吉)こんな日もある 競馬徒然草 いま読んでるいる本です。1986年~2019年にかけて優駿に掲載された古井由吉の記事をまとめたもので、完全にウマ娘もろかぶり世代のエピソードが読めます。いまはアイネスフウジンのダービーあたり。ウマ娘アプリで2,000や3,200メートルのレ… 2021-03-26本