(イリナ・グリゴレ)優しい地獄 『優しい地獄』(イリナ・グリゴレ)を読み始めました。今は三分の一くらい読んだところ。ルーマニア出身の著者によるエッセイです。幼少期の村での祖父母との生活、両親との町での暮らし、そしてブカレストでの思い出と現在の弘前や東京での出来事が結びつい… 2025-08-30本
(カイ・T・エリクソン, 宮前良平 (訳), 大門大朗 (訳), 高原耕平 (訳) )そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学 『そこにすべてがあった バッファロー・クリーク洪水と集合的トラウマの社会学』を読み終わった。被災者による語りによって大部分を構成されていて、それらを丁寧に並べながら、そのうえでなお語られないこと、語ることができないことに接近するために同じく… 2025-08-29本
(トマス・ピンチョン , 佐藤 良明 (訳))ヴァインランド (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第2集) めちゃくちゃおもしろかった……。1980年代、父ゾイドと娘プレーリィのもとに因縁の麻薬取締官ヘクタが再登場。絡み合った過去の因縁が右に左に錯綜しながら、60年代の政治闘争が現在に接続し、元妻フレネシ、その母サーシャ、友人DL、その連れ合いタ… 2025-08-16本
ドンキー・アーカイヴ 第3回 配本「異国」 『ドンキー・アーカイヴ 第3回 配本「異国」』は、異国をテーマにした小説及びエッセイを収録。「公爵の二つの領土」(千葉集)が特に好みでした。”二〇三九年現在、スピッツベルゲン公国の実効支配領域はスピッツベルゲン公爵の身体”である。この偉大な… 2025-07-19本
(週末翻訳クラブ・バベルうお)BABELZINE Vol. 4 『BABELZINE Vol. 4』(週末翻訳クラブ・バベルうお)を読み始めました。労働のお昼休憩の時間に手にとって、「CRISPRの手引き」(MKRNYILGLD、訳 白川眞)を読み終えたところ。第二章を読み終えて、最後の一文がかなり頭に… 2025-07-11本
(市川 雅)舞踊のコスモロジー 『舞踊のコスモロジー』(市川 雅)を読み終わった。バレエと現代舞踊を中心にした舞踊論の本です。先日読んだ『バレエ 形式と象徴』(ゲルハルト・ツァハリアス (著), 渡辺 鴻 (翻訳) )と比べて、より具体的な舞踊作家にも触れていて見取り図が… 2025-07-05本
(鷲羽巧)言葉だけが最後に残る 鷲羽巧エッセイ集 『言葉だけが最後に残る 鷲羽巧エッセイ集』を読み始めました。『舞踏会へ向かう三人の農夫』に関する文章を読みながら、いつか読もうと思って買った文庫本を何年も棚にさしたままであることを思い出していた。当時どういったきっかけで買ったかは思い出せな… 2025-06-07本
(諏訪 哲史)りすん 『りすん』(諏訪 哲史)を読み終わった。ほとんどを入院中の妹と見舞いにくる兄による会話だけで書かれた小説。作中にも”『前作を同じ主題の理論編とすれば、本作は実践編となるべきだ。』”とあるように、前作である『アサッテの人』を引き継ぐような内容… 2025-06-07本
(諏訪 哲史)アサッテの人 『アサッテの人』(諏訪 哲史)を読み終わりました。来月みにいく予定の演劇の原作である『りすん』を読む前に、対になるという前作として先に読んだのが本作です。おもしろかった。吃音(きつおん)による疎外感から凡庸な言葉への嫌悪をつのらせ、孤独な風… 2025-06-02本
(Beijing Silvermine project)双喜【Until Death Do US Part】 『Until Death Do Us Part』は中国での結婚式で行われているタバコ文化についての作品です。今となってはあまり行われていないようですが、特に80年代の北京を中心とした中国北部では、感謝の気持ちとして、花嫁は式に参列した男性た… 2025-06-01本
(ゲルハルト・ツァハリアス (著), 渡辺 鴻 (翻訳) )バレエ 形式と象徴 冒頭、まだ本題に入る前の話題としてアン・ドゥオール(脚を外側へ開くこと)の話題が出てきます。アン・ドゥオールは、まず実際上の必要から生まれたものであるが、また解剖学的な意味をもっている。A・J・ワガーノヴァを引用してみよう。「これ(アン・ド… 2025-05-17本
(火田詮子舞台活動50周年記念誌)実録 火田詮子 『実録 火田詮子』(火田詮子舞台活動50周年記念誌)を読んだ。先日みた演劇の物販で買ったもの。そのときに思い出したんですが、発行された頃にもいつも入っている古本屋さんに積んであるのをみかけてたなと思って、奥付を確認したら発行人がそのお店の店… 2025-05-17本