『私たちが光と想うすべて』をみました。よかった……。
インドの商業都市ムンバイで、看護師として働きながらルームシェアをしているプラバとアヌ。プラバの夫婦間の距離(お見合いで結婚してからドイツで職を得た夫から数年連絡がないこと)や、アヌの恋路(自身はヒンドゥー教徒であり彼氏はイスラム教徒であるということ/田舎でお見合い結婚の話がでているということ)、それに同僚であるパールヴァティの居住地が高層ビルの建設のために立ち退きにあうことが多層的に描かれつつ、それぞれが互いに寄り添う姿が描かれています。
商業的な街の光、それにマンションに灯る生活の光、そしてそんな街を通過する電車の車窓から見える光が印象的で、やさしい音楽が流れながらこういう夜景をみていると、これまでに、特に近年こういう邦画をいくつもみていた気がしてくる。夜景と電車に添えて「言葉は想像力を運ぶ電車です」といった映画があったことを思い出した。そしてそういう、この映画をすごく知っている感覚のする部分と、そうでない部分、日本とは全然違う舞台で、言語や宗教設定も絡み合った部分があって不思議な視聴感が発生した。
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