映画

ぼくら、20世紀の子どもたち

『ぼくら、20世紀の子どもたち』をみました。よかった……。ヴィターリー・カネフスキー監督作。ソ連解体直後のロシアでストリートチルドレンたちとのやりとりを撮影したドキュメンタリーです。10歳にもならない子どもたちが笑顔でタバコを吸い、窃盗エピ…

チェンソーマン レゼ篇

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』をみました。でかいスクリーンにでかい音でみる怪獣バトル(ボムの悪魔&台風の悪魔とチェンソーマン&サメの悪魔)が良すぎる。逆に、暴力の魔人の「ずっる~!」みたいなセリフは漫画だとコマにアップなのでアクションの勢…

ザ・ザ・コルダのフェニキア計画

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』をみました。よかった……。常に命を狙われる大富豪ザ・ザ・コルダが疎遠だった娘と二人で宿願のための資金集めの旅をする話。敏腕ビジネスマンかといえばそうでもなく、どちらかというとハッタリや感情でおしていくタイプ…

錬金炉アタノール

『錬金炉アタノール』をみました。よかった……。シュヴァンクマイエルによるシュルレアリストとしての制作の過程、亡き妻との思い出、展覧会の準備、講演会、日常生活の風景、そして自身について語る場面と過去作品の引用などが組み合わされたドキュメンタリ…

動くな、死ね、蘇れ!/ひとりで生きる

『動くな、死ね、蘇れ!』と『ひとりで生きる』をみました。ヴィターリー・カネフスキー特集上映のうち2本。ソ連時代の極東の炭鉱町スーチャンでは街中に喧騒、盗みや暴力があふれており、そのなかでいつも悪態をつき、学校ではトイレにイースト菌を流し込ん…

バード ここから羽ばたく

『バード ここから羽ばたく』をみました。とてもよかった……。バリー・コーガン演じる父バグ、そして兄ハンターと暮らすゲイリーのもとに、次の土曜日に結婚式をするといって父が連れてきた婚約者とその娘。居場所なくさまよってたどり着いた草むらで出会っ…

ユリシーズ

『ユリシーズ』をみました。よかった……。宇和川輝監督の長編デビュー作。わたしは先日みた映画 めちゃくちゃ面白かった映画、『トレンケ・ラウケン』の予告編を制作されたのが同氏だというのを当時ツイッターでみて知りました。あの迷宮みたいな映画の映像…

パトリックとクジラ 6000日の絆

『パトリックとクジラ 6000日の絆』をみました。鯨の映像が盛り沢山です。こういうのってスクリーンでみたい映像すぎるんだよな。真っ青で奥行きもわからない水中に浮かぶ巨大な鯨の映像がエンドレスに投影されます。鯨の映像ってもっと前は「そもそも遭…

『蟲』をみました。とても良かった……。座席は予約で満席。当日券で補助席がいくつか設置されていました。上映中内容について何度も笑い声が聞こえてくるような雰囲気。ヤン・シュヴァンクマイエル監督の長編作。監督自身による”序文”から始まります。戯曲…

グラン・ブルー 完全版 4K

https://youtu.be/-79fCu-9xnI?si=5lx9Q6_WvZQ-kIN4『グラン・ブルー 完全版 4K』をみました。フリーダイバー、ジャック・マイヨールとエンゾ・マイオルカをモデルにした映画です。冒頭からスクリーンに…

六つの顔

https://youtu.be/8xYh_dK8CFs?si=p7uz1qt1jnPqAq5O『六つの顔』をみました。よかった……。狂言師 野村万作に関するドキュメンタリー。前半は万作の歩き姿や稽古場での姿に重ねるように、野村萬斎や野村裕…

何も知らない夜

https://youtu.be/Sq6q2ZFnp5U?si=Wn2xtgiWcFmo5lGB『何も知らない夜』をみました。よかった……。先日みた映画『私たちが光と想うすべて』のパヤル・カパーリヤー監督による2021年のドキュメンタリーで…