『ワン・バトル・アフター・アナザー』をみました。ポール・トーマス・アンダーソン監督による、最初から最後まで爆発、銃撃が続くアクション映画です。革命活動をしていたボブ(偽名)を演じるのはディカプリオ。娘と森の中で暮らしていたところ、当時の因縁がある軍人ロックジョーに娘がさらわれ……という話で、トマス・ピンチョン『ヴァインランド』をベースにしたものではあるんですが、60–80年代を舞台にマリファナを中心に描いた小説から、舞台を現代にうつしながら親子関係を中心に登場人物を配置しなおしたことで設定がすっきりして、ストーリーも線形になっています。だからよくないかというとそうでもなくて、ディカプリオ演じるボブが常にテンパりながらも娘のもとへ走り続ける姿がリニアに描かれる(終盤の直線カーチェイスは最高でした)ことで生まれるおもしろさが間違いなくあった。
それはそれとして、わたしの初PTAは同じくピンチョン原作の『インヒアレント・ヴァイス』で、思っている以上にあれがとても好きなんだなっていうことを再認識したところもある。
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