ポンヌフの恋人

ポンヌフ橋で暮らすアレックス(ドニ・ラヴァン)と家出をしてきた失明間近のミシェル(ジュリエット・ビノシュ)の恋愛映画です。冒頭の収容所の場面からこれどうやって撮ったんだ……?となったんですが、途中で明らかにセットな場面(酔いつぶれた場面)を挟んで、花火のなか橋の上を踊り続ける場面に突入していったところでもうどうやって撮ったか考えない状態、ただすごすぎる映像をみて気持ちよくなっている状態に突入してた。あとでパンフレットを読んだところこの映画制作の経緯が載っていたんですが、この橋の場面は巨大なセットを数億円かけて建造して撮影した(途中でセットの向きを90度変えた←!?)とのことで、迫力がある。花火の場面以外も炎の燃え方だったり、映像の強さがびしびしと出続けているのに、その合間に挟まれる睡眠薬犯罪のシーンは白々しいくらい軽薄なんですが、この映像のテンションが登場人物たちの感覚を完全に表現しているんだよな。すごい映画でした。

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