『ブゴニア』をみました。ヨルゴス・ランティモス監督最新作。エマ・ストーン演じる経営者が陰謀論を信じる二人組に誘拐される話です。わたしは怖い映画が苦手で、なのでこれまでイメージからランティモス作品を避けていたところがあったんですが耐えた。おもしろかったです。
誘拐犯の自宅及びその地下室の場面が続く。そこにいるジェシー・プレモンスの演じる不気味さと少しにじむ余裕の無さの演技がすごくよくて、終始緊張しながらみていたらあっという間に終わった感じがある。最後、あの数分間のスライドショーみたいな切り替えには謎の清涼感を得られてわたしは好きです。最初から最後まで頭を抱えたくなる展開が続いたけど、振り返ると全体としておもしろに回収された感じもある。
本作の製作だったアリ・アスターが監督、そして同じくエマ・ストーンが出演していた『エディントンへようこそ』と同じ系列ではあり、そのどちらもおもしろかったんですが、『ブゴニア』はこのタイミングでのリメイク(元になった韓国映画『 지구를 지켜라!(地球を守れ!)』はみられていない……)によってより今の世界情勢というか偶然大きなニュースと正面衝突したことによるパワーが発生していた。(『エディントンへようこそ』はぎりぎりでぶつけなかった印象があって、ある。)
コメントを残す