君のクイズ

『君のクイズ』をみました。原作は小川哲。同作者の『地図と拳』が面白かったのを思い出して、原作を読む前に映画をみた。

クイズ番組の最終問題、一文字も読まれる前に正解した方法は?という問いに答えるために同番組に参加していた主人公たちが検証を行うなかで、クイズとそして人生と向き合うことになる物語。

サクサクと進む展開と同時に過去の出来事を織り合わせていくのがうまかった。クイズの答えは自分の人生のなかから探されるというような番組プロデューサーのことばがあり、それを軸に展開する映画ではあったんですが、とはいえクイズの答えと出来事を重ねるのはわかるけどあくまでそれは答えから勝手に始まる連想ゲームであって、クイズの答え自体はあくまで知識と反射と反復なのでは、、、というズレた感覚でみてしまったところはあった(『迦陵頻伽』が出たときには同時にわたしが操り糸演劇で迦陵頻伽が客席に向かって飛んでくる場面を思い出していた)。人生で正解を探すということとクイズに答えること、原作を読むとこのあたりの重ね合わせがもっとうまいんだろうなというのもある。映画にしやすい題材だとは思うし映像だからできることとして発声前の口の形の見せ方とかはあったけど、どうしても本で読んだほうが面白そうという気持ちがでてしまった。

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