流浪の月

とても良かった……。事前情報をほとんどいれずにみたので上映時間が思ったより長かったんですが、それが苦にならない、時間の行き来をする構成も対比も説明も丁寧すぎるほど丁寧だし、なによりあの木漏れ日みたいな時間の描き方が、それもワンシーンじゃなくて何度も何度も挿し込まれるああいう時間がとても良かった。わたしは上映が始まるまで本当にメンタルが塞ぎ込んでいたんですが、みているあいだ呼吸ができた感じがある、あります。

それとこれは枝葉のところなので良いと思うんですが、音楽といえば劇中で「ヒロイン育成計画」が登場したのは流れ出した瞬間にハニワ!?って反応しちゃった。わからない、ハニーワークスの小学生受容ってどんな感じなんだろうな。少し古かったりしない?わからないですが……。あるいはちょうど今放映している「ヒロインたるもの!」への目配せだった可能性もあるね(ないです)。音楽といえばLubomyr MelnykのContinuous Musicみたいな劇中音楽も良かった。

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