神々の山嶺

めちゃくちゃおもしろかった……。90分の映画になるにあたってストーリーはかなり整理されている印象ですが徹底的に、先をゆく、あるいは誰かの背を追うことに重点を置いたかたちに整理されていてそれが大変よかった。しかもしっかり登攀描写はめちゃくちゃ迫力があり、みているあいだ自分が高所恐怖症だったことを思い出しました。汗をかかないことで定評のあるわたしが文字通り手に汗を握っていましたからね。岩壁、空、人物だけの空間で描かれるのは、(当たり前ですが)岸壁の手元部分の映像が多くなるんですが、その描写をみるたびに今にも何かが起こりそうで怖すぎる。とても良かったです。

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