『RRR』をみました。話題作ということはあるにしても、映画の日とはいえ平日の昼間上映で館内の座席も8割も埋まっていてちょっとびっくりしました。3時間という上映時間の長さを知っていたのでぐずぐずしてたけど上映期間がもう終わりそうな気がしたのでみられるときにみるぞ!って勢いで突入したんですが、まったく時間の長さを感じないエンタメ大作でした。監督作の『バーフバリ』シリーズをみていないくて、わたしにとってインド映画のイメージは『ジャッリカットゥ 牛の怒り』なんですが、そのイメージにこちらも違わぬパワフル映画です。
英国に家族をうばわれた男、英国従属からの自立を目指す男、この二人の出会いのシーンがまずめちゃくちゃうおおおお!となるんだよな。今書いたとおりに内容はもう直接的にナショナリズム的というか反英的というか、そのあたりはまあ1920年の時代設定でミュージカルならいけるでしょ!みたいな感じもある。それはそう。ナショナリズム自体に問題はないですからね。とはいえエンディングでインドの偉人たちが続々と登場してくるのはめちゃくちゃすぎる!って笑っちゃった。
「”ナートゥ”はご存知か?」から始まる一連のダンスシーンが頭にこびりついてはなれません。
まあ聴け この曲を この歌を
ナートゥ それは英雄の歌
ナートゥ それは故郷のダンス
ナートゥ 刺激強めのインドのダンス
ナートゥ 切れ味鋭い野生のダンス
検索したら国内公式アカウントからは一部抜粋ですがネットフリックスアカウントからは該当部全編が配信されてました。というか名シーンが多すぎて、しかもそれらがどかどか配信されているのも作品のパワーを感じます。まあたしかに事前に単体でみていても映画館でみたい!となる作品ですからね。
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