リバー・オブ・グラス

「ロードの無いロード・ムービー、愛の無いラブ・ストーリー、犯罪の無い犯罪映画」なんて銘打たれていますが、うんざりした日々の中でなにかが起こることを、街を出ていくことを期待しながら、実際に作中でおこった事件にはその核となる出来事が為されておらず、ただそれを知らないままに事が動き出していく。この結局何も為されていなかった時間を描いた映画なんだよな。良かったです(すぐ直前に読んでた本に引きずられるのやめな~って声がいま頭の中で聴こえています……。)。

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