最近よくみているMVです。数日前にタイムラインでフォロワーさんが紹介していたもので、Talking Heads「Psyco Killer」のMVを新たにマイク・ミルズ監督が撮ったものになります。主演はシアーシャ・ローナン。わたしはこのMVがすごく癖になっていて気づけば毎晩みている。
内容は女性が起きてから眠るまでの一日を繰り返し描いたもので、歌詞を反映するような、何かがうまくいっていない状態を写し続けているんですが、これをみていてなぜか気が楽になる効果がわたしにはあるんだよな。動きの緩慢になっている場面なんかは身に覚えがあるし、なのでもっと気が滅入ってもよいはずなのにそうはなっていない(もしかしたらわたしの調子がもっと悪いときだったら引きずられていたかもしれないですが)。
概ね曲のリズムに合わせて短い時間で場面の切り替えが続くんですが、たまに少しだけずらすのが癖になってぼんやりみてしまう。そして何度かみてからようやく、一つ一つの場面でどういうことをしているのかみようとしたんですが、どうもそれをみていてもなんでわたしがこのMVで気が楽になっているのかよくわからないんだよな。いや、やっぱりそのひとつはシアーシャ・ローナンの表情や動きの良さがあるだろうとはおもうんですが、たまに少しだけ口角があがるときがあるのが救いというか希望の光なのかもしれない。
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