カントリーというかフォークというかこのあたりのSSWについて詳しくないんですが、もともとバンドをやっていた人が後年にめちゃくちゃ良いアコースティックをやるような、MALCOLM BAULDとか、MOL氏とか、そういう感じがとあります。それで今調べてたらオルタナの方でたくさんバンドを組んでる方だったみたい。わたしはオルタナもロックもあまり触れていないので基礎的なところが全然わかってない……。
「I Of Mine」が良かったです。全体に静かなトーン。彼の心が病んでいるなら……で始まり、後半にはmost peaceful and happyな場所を描き、最後にI will be the soundで歌詞を締めるんですが、この歌詞が終わったあと、そこから徐々に音が大きくなって加えて音数も増え、そしてそのいちばん幸福感のある状態でアウトロに突入するんですよね。そしてそのアウトロの入り口に、歌詞には表記されていないけど”This is what sounds Like”って小さいセリフが入るのがめちゃくちゃにくいぜ。良いです。
ちなみにこのレコード盤は片面が音楽じゃなくて絵が掘られているタイプの盤でした。こういうのをみるたびに機械でやってるのか手でやってるのか謎に思ってます(大きいレーベルとかだとしっかりしたイラストに白色のインクで線も引いてたりするけど、こういうタイプの盤だとヘロヘロの線でいかにも手でやってる感じなんだよな)。盤面の半分を使ってなくてもったいない気持ちもあるけどわたしはけっこう好き。
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