(昭和45年度アルバム委員会 製作 放送部)思い出の高校生活

タイトルの通り、卒業気記念品のよう。こういう学校で作成したものってご当地レコードみたいな感じで校歌・学園歌や応援歌を収録しているものが多いんですが、これは「思い出の高校生活」っていうタイトルが気になってついてにとってしまった。

放送部によるナレーションと、授業風景、体育祭、文化祭、修学旅行のガイドさんの案内、最後に卒業生に向けた先生からのメッセージが背景のがやがやした生徒たちの声とあわせて録音されていてめちゃくちゃ良いよ~。何か学校行事があるたびに放送部員が録音してまわっていたのが目に浮かぶようです。たのしそう。

せっかくだから今夜の日記に内容を文字起こししようと思っていたんですが、めちゃくちゃ眠いのでA面のみ一発勝負で書き出してみます。前に小学校の歌がすごくよくて、でも曲名すら全然ネットに情報がないから歌詞を全部起こそうとしたんですが大変だった。録音状態のわるいレコードから文字起こしするのって一時停止ができないからめちゃくちゃ厄介というのがある。

1971年2月20日
(電車の停止音)
(聞き取れない駅?の案内音声)
「僕たち、東邦高校第22回卒業生はこの赤萩の地に数限りない思い出を残して、いま去ろうとしている。」
(学園歌?の演奏)
(威風堂々)
「思い起こせばこの3年間いろいろなことがあった。忘れてはならない毎日の授業。いろいろな先生の名調子が聞かれた。」
ーーーー
「……1ヶ月後に売りわたす契約をした。まず買う方の……(机を叩く音トントン)
(ガヤガヤ)
「……ぜんぜんわかりません、わたしには。」
「先生、あの、……」

「忘れることのできない修学旅行 」
(笑い声)
(バンド演奏)
(電車の汽笛、発車音)
(謎の演奏)

「長いご旅行お疲れ様でございます。あと25分で、別府、別府に到着でございます。終点の大分には7時ちょうどの到着でございます。」
「これから太陽と緑の国九州へようこそおこしくださいました。それでは今日から4日間みなさんのお供をさせていただきます、わたしたちは長崎自然の国から迎えに参りました・・・〇〇バス〇〇、わたくしガイドは〇〇。」「大正13年の4月に市を引きました別府市。明治に入りましてから多くの人に温泉の地として知られたわけでございます。それ以前には石垣原の南側に民家100軒……」

「一周いたしますと約四キロあります。歩いて回りますと約1時間かかりますから、いかに大きな噴火口かということがわかると思います。また、この噴火口を大きく分けますと……」
(伝統音楽の演奏音)

『思い出の高校生活』(昭和45年度アルバム委員会 製作 放送部)A面

修学旅行に録音機材持ち込んだんだろうな~っていうね、良さがある。ちなみに今検索したところ、ちょうど大正13年から市制100周年の式典を今日別府市で行われていたらしい。タイミングが良すぎる。

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