原作漫画はツイッターで話題になったときに何となく手を付けられないままでいた作品。冒頭、喫煙室でうな垂れながら「うるせー、クソが」っていうところが数時間前のわたしだった(わたしは非喫煙、生まれてから一度も悪態ついたことありません)。
邦画をみたっていう感じではあり、そうなんですが残しておきたいことがあって、本当のことをいうとわたしはEDテーマが「生きのばし」(Theピーズ)だからっていうので観にいったんですよね。めちゃくちゃ好きな曲です。
知ってる曲がEDに流れるということは知らない作品の最後の雰囲気もある程度予想ができてしまうなって気持ちが浅はかにもあり、あったんですが、この作品は冒頭から最後までとEDテーマに入る瞬間のストンッと切り替わる感じ、ぎりぎりまでEDテーマに寄せずにいて、でも曲が流れはじめた瞬間には完全にハマってる感じ、それが作品の主題に一致してるっていうのは何というかかなり良いものでした。そう思うとちゃんと映画自体をみれていたのかっていう疑問が自分に湧いてくるが、本当にそのとおりです。そしてEDテーマを聴きながら思い出すラストシーンはやっぱりめちゃくちゃ良かったな……となるんですよね。これは曲をほめているんじゃなくて映画をほめています。いや、映画としておもしろかったかはまた別の話ではあると思う。それはそう。
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