『遭難者』、『女っ気なし』の二本立てをみました。
『遭難者』
『女っ気なし』のプロローグとなる作品。
フランス北部の町オルトで、自転車がパンクしたリュック。それを見た地元の青年シルヴァン。シルヴァンはリュックを助けようとするが……。ユーロスペース
『女っ気なし』
ギヨーム・ブラック監督の劇場デビュー作。
フランス北部の小さな町オルト。夏の終わり、地元の青年シルヴァンが管理するアパートを、ヴァカンスに来た母娘が訪れる。明るくて奔放な母と少し内気な娘。3人は海水浴や買い物をして仲良く過ごしていたが、やがてヴァカンスの終わりが近づき……。ユーロスペース
バカンス映画。『遭難者』は過去作『勇者たちの休息』でも描かれていた自転車シーンから始まる。『勇者たちの休息』をみたときのめちゃくちゃ寝ちゃったなっていう記憶と、めちゃくちゃ気持ちよかったな……っていう記憶を思い出していた。それは広大な自然の中を老齢の自転車愛好家たちが自転車で移動をしているだけの映画で、おもしろいかといわれるとなんとも言えないんですがとても好きだった。話がそれましたがいずれの作品も良かったです。ただ絶妙に(他の作品にも多かれ少なかれある)ギヨーム・ブラック作品のわたしの好みじゃない部分が気になってしまうところがあってそれが自分の中で明確になった気がするのでなるほどねと思った。そういえば今日はこの映画館特有のシステム、座椅子が設置されていたのを記録しておきます。思い返すと『勇者たちの休息』をみたときは座椅子でみていた気がする。
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