神クズ☆アイドル

1話をみました。神クズ☆アイドル、フラットな気持ちで再生してたら東山奈央さんの演じるアイドルにひかれてそのまま気づけばCパート、ここでファンたちによる打ち上げ居酒屋シーンがしっかり目の尺で描かれてて良い~となった。仁淀くんには変に感化されたりブレずにクズでいてほしいし、それを受けたファンの方で毎回盛り上がってほしいぜ。

(追記)

4話のZINGSファンミーティング回では声出して笑っちゃった。続くBパート冒頭からもみんな大好き仁淀推し3人衆のオタク打ち上げシーンだったし、みてるわたしもそんなにファンサやってもらっていいんですか!?って気持ちになってたね。2話で早くもしっかり仁淀くんとアサヒちゃんを噛み合わせてくれたから安心してみていられるのもいいんですが、この4話ではZINGSとファンのしっかりした関係も描いてくれて(だからこそ新規ファンがツッコミとして出てきたと思ったら、それも速攻でなじんでて笑っちゃった)、次の5話ではアサヒちゃんの内面、同時に外部の瀬戸内くんも登場っていう話の進め方が丁寧でどのシーンをみてもにっこりしてしまう。いや、正確にはそこうやってアイドル活動をすすめてきた仁淀くん、アサヒちゃんへの応援メッセージとして登場する河川敷さん(ハンネ)の応援投稿がめちゃくちゃ響いてそこはちょっと泣いてしまった。とてもいい作品です。

それにしても仁淀推し3人衆のオタク飲み会シーンで1秒前に会話していたものを「よく考えたら〇〇なんだよな〜」ってすぐに同じこと繰り返しながら感情が反復横とびしてるの描写としてめちゃくちゃ好きで笑顔になります。

(追記)

神クズ☆アイドル6~7話をみた。瀬戸内くんを中心にアイドルであるこというお話と、ファンであることのお話が進みます。いや、めちゃくちゃ良かったな……。6話に出てくるやり取り、「瀬戸内くんは最上アサヒのファンだったんですね」「違う、ファンだ」っていうのはすごくオーソドックスというか他の作品でもポンッとでてきそうなセリフではあるんですけど、神クズ☆アイドルのなかででてくるとすごく力があるんだよな。作品内のファン活動って仁淀くん推し3人衆をはじめすごく”今”を全力でやっていてそれがまたかなりいいんですが、この少し前のエピソードで最上アサヒ視点でのその後のファンと、瀬戸内くんの描かれ方がさ~。なんて6話をみながらウンウンいってたら7話がさらに良くてちょっと泣いちゃった。これはわたしの部屋にいた人(わたしだけです)にしかわからないんですが、みおわったあと、エアコンを切っていたのでちょっと暑い気がして「アレクサ、エアコンつけて」ってお願いした声が少し涙で震えてましたからね。

(追記)

神クズ☆アイドル8~10話をみる。もう何もいうことはないんですが、9話ラスト仁淀くんのライブMCのところめちゃくちゃよかった。吉野くん、アサヒちゃん、社長、ファンの応援やがんばりでこのライブに立って、そこで仁淀くんから「アイドル、やめなくてよかった」って出てくるのが直後の全員からのレスポンスも含めて全部の矢印がカチッとこうアイドルになっててとても……。

誰かを応援するのって応援する側の気持ちだと思うし、逆に応援された、背中を押されたっていうのも受けた側の気持ちだと思うんですよね。わたしはそこに本来は双方向性ってないところだと思っているところがあって、だからこそ本や映画やアニメや漫画は素晴らしいんですが、それが対人の場になったときその方向が噛み合うときに生まれるのがこのMCなんだよな。そこで「嬉しい」とか「ありがとう」じゃなく、自分の気持として「やめなくてよかった」っていうのがスッと出てくるのが仁淀くんのすごさというか神クズ☆アイドルのすごさだと思います。クズを冠したタイトルだからこそのギャグとのバランス感がここでひっくり返ったというか、だからこそ出せるMCというか。

最終話、これまで各話タイトルがstage.01~09表記だったものが、「FINAL STAGE」になっていたのはおいおいおい……とZINGSオタ反応をしてしまいましたが、最後にダンッ!っと『Beyond the Finale』って表示されて完全に手のひらの上じゃんって笑っちゃった。とてもよい作品でした。あと細かいところを忘れない用に書いておきたいんですが、各話冒頭にタイトル(stage.01~09)とその数に合わせた☆が表示されるのがすごく好きで、単純に星モチーフが多い作品ではあるんですが、☆が増えてくるのってこう良いことじゃないですか。それを各話冒頭に示してくれるというか、この作品世界のあり方を寿いでいるというか、そういう、だって最後、画面に謎に星が10個☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆並んだところとか絶対おかしいんだけど、でも悪いことじゃないから嬉しいじゃないですか(?)。そういう事ができる作品なんですよね。

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