IT’S NOT ME

レオス・カラックス最新作『IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー』。それは「これは私ではない」と題されたセルフポートレート。カラックスが初めて自ら編集しためまいのようなコラージュ。「鏡を使わず、後ろ姿で描かれた」自画像。子供の始めての嘘(フィクション)のような「僕じゃない」という言い訳――。公式サイト

昨日まで読んでいた本に何度か名前が登場していたレオス・カラックス監督の作品。ベッドでいびきを書きながらみる夢、腕だけが動いて何かを書きつけている場面から始まり、そこからは引用によるコラージュの嵐。冒頭、「いや違う、これだ、いや違う」というボイスと画面に映る写真の切り替わるタイミングが一般的なタイムラグよりも少しずれていて、座りの悪さと変な心地よさがある。父と子、難民、戦争に関する映像とナレーションが並べられ、その最後は、ボウイの曲と人形の駆ける様子が映される。自作品からの引用も多い(らしい)ですがわたしは同監督作をみていないので、連休中に配信されているものをみようとおもいます。まずはそっちが先だったねとはわたしもそう思う。でも気になる映画は上映されているうちにみるべきだから……。

デヴィッド・ボウイの「Lazarus」がでてきてふと思い出したので、海外でボウイがやっていたミュージカル『LAZARUS』ってどんなだったんだろとか検索してたらちょうど今年国内初演やる記事があった。奇しくも(?)同名のアニメがやっている時期じゃん(でもあまり関係はなさそう)。

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