どうにかなる日々

 

漫画を読んだのは随分前のことで、それでも各エピソードに、セリフに覚えがあり、気づいたら話のスピードにも体があっていたからだいぶ原作漫画に寄り添った映画化をしているっぽい。

昔読んだZINEに『どうにかなる日々』と『シンプル・ノット・ローファー』が紹介されていた回があったのを覚えています(他には『茄子』の「酒なんか飲んでるとろくな大人ならねえぞ」のコマが貼られていた)。当時大学に入ったくらいのころで、同世代の人がやってるZINEに音源と合わせて漫画がよく紹介されていて、それをひたすらメモしていました。

その頃にわたしが初めて自発的に行ったライブの物販に茄子3巻が置いてあって、居場所がないのでぱらぱら読んでいたらそれをくれたのがわたしの『茄子』との初接触です(そのあと1巻から揃え直していまでは一番好きな作品です)。思い返すとそのライブはスタジオライブで本当に狭いスペースに人が集まっているような場所だったので今思うとよく勇気を出して行ったね……。上に書いたZINEをやっていた界隈の人たちも京都から来ていたのでこれが人と好きなものの話を対面で、このときが一番初対面の人と話したかもしれない。今思うとこの辺りがかなり自分の趣味の基礎になってる所があります。

どうにもならない日々、どうにかなる日々、どうにでもなる日々、日常のなかでそれぞれがぐるぐるしてるけど何も行動はできないんだよな。いや、できないじゃないが。みんなどうにかしていこうね。

映画の感想になっていない、了解!

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