このゲームってめちゃくちゃプレイ感が良いんですけど、それ以上に台詞回しがすごく好みで、演劇調というかリズムのよい原語(英語)に対して雰囲気完璧でギャグ的なゆるさも持った翻訳が完全にマッチしているっていうローカライズがすごすごなんだよな。
あとこれは忘れてしまいそうなんですが、本作の小さなエポックな発明として、”白装束で身体の前に腕を垂らした幽霊”ていうジャパンの慣用表現を、ケモノ的な全身もふもふに太めの腕って解釈したところがある。


実際に温泉に入るシーンが用意されており、そこの一枚絵でどのように解釈されているか確認すると良いです(ネタバレなので避けます)。
わたしは1週間プレイして、今冥界の最下層、ハデスの館でクロノス第二段階まで来たところ。死に戻りが基本のローグライクですが、徐々に深層まで慣れてきた。初めてハデスの館にはいるときは前作の要素がうまく組み込まれていてちょっとうなってしまったね。
じゃあ今夜ももう少しプレイしたら寝ます。
前作のHadesもめちゃくちゃ良くて以前感想を書いたことがあります。
(5/26 追記)
書き忘れないように、少し前にクリアしたHADESⅡのアーリーアクセスについて記録しておきます。

先に地上編をクリアして、何周かしたあとに地下編をクロノス戦まで突破しました。結局アルテミスの剣でヒットアンドアウェイの接近戦でやったんですが、せっかく魔女が主人公なんだから遠距離で立ち回れば良かったな~と終わってからは思います。それにしてもクロノス戦のダメージが454は完全にパワープレイで笑ってしまう。
地上編を何週化する内に大分初期設定できる能力やプレイングも上達してきて、前作と同様のちょうど良いバランス感を感じました。ただ1点大きく違うのは、前作が『父の支配する地獄(冥界)からの家出』という愛嬌のあるフランクな設定だったことに対して、今作は『時の神に捕らえられた父、母、兄(前作主人公)の奪還』という明確な目的があり、そのあたりの影響か、主人公の設定も全体のトーンも落ち着いた、言ってみれば暗い雰囲気があってそのあたりはちょっと前作の方が好みだったかもしれない。
家出に失敗しては家人や父に怒られたり励まされたり蔑まりたりしていた前作に対して、今作はみんな親切でやり遂げなきゃという使命感をもたせるようなストーリーになっているんだよな。
とはいえまだアーリーアクセス段階で、ここから先の世界も描かれれるということなので前作主人公の兄が出てこればまた雰囲気も変わりそうではある。






アーリーアクセスの枠をクリアすると入るナレーションと、そこで語られる枠の限界の設定が洒落ているぜ。
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