『GRIS』を起動しました。まだ始めたばかりですが、セリフなし、ナイスBGM、ナイスイラストありのパズルアクションゲームのようです。音楽の奥に鳥の鳴き声をはじめ環境音が取り込まれているのも気持ち良い。


冒頭、歩くことしかできず、いくつかのボタンを押すとその場にへたり込んでしまう主人公をみて思い出した。わたしがとても弱っていた時期に買ったゲームだ。
そういえば少し前に聴いたイントロなしの冒頭歌詞「今日は靴紐も結べなくて」から始まる曲があった。この曲の内容や全体の良し悪し、それに好みも全部別にして、初めて聴いたときにこの冒頭の歌詞がすっと頭に入ってきて、そういう状態のことを思い出した。そういうことを端的に連想させるフレーズの強さがあるなって思ったことを『GRIS』冒頭の落下直後、歩くことしかできない状態をみて思い出しました。でも歩くことしかできなくて、何か他の事をしようとするとへたり込んでしまうとしても、この主人公は立ち上がって歩けるんだよな。
(2025年12月2日追記)
日記に書いていませんでしたが、先週『GRIS』をクリアしました。とても良かった……。
色の失われた世界で、自身の身体の使い方と色を取り戻していくゲーム。冒頭は立ち上がり、歩くことしか出来なかった主人公ですが、繊細な描写の世界を巡るなかで色が少しずつ溢れていき、それにともなって出来る行動が増えていきます(出来る行動が増えることで世界に色が溢れていくとも言える)。





起動画面や中断画面の「再開」「終了」といったもの以外、プレイ中はセリフ/文字が一切登場せず、ギミックを解いていくときにはその場所にある美しい背景をみながら試行錯誤をすることになります。ゲームが下手なアカウントにも絶妙な難易度設定で、何かに失敗しても概ねすぐに再チャレンジができるような配置になっている反面、ルートが複数あるように見えるときも片方を選ぶとそのまま一方通行で進行していくため、マップ埋めのような行動がとりにくいことから発生する(完全探索の不可能性からくる擬似的な)世界の広さがあります。とても良いゲーム体験だったな……。
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