販売されている2012年4月の公開対談音声ファイルです。初めてお声を聴きました。ものすごく丁寧に、ゆっくりお話をされる。翻訳から文芸に入ったあたりが話題です。朝から北陸、金沢へ向かう道中に聴きました。
金沢までの道中に古井由吉の音声を聴いていたのは旅行にも関係があって、ここが初期の自伝的な作品『雪の下の蟹』の舞台なんですよね。インターネットで少し調べたら「小鳥屋橋」あたりだそう。その作品は、このあたりに下宿をしながら毎日毎日屋根にあがって雪かきをするお話なんですが、ちょうど大雪の日に金沢へ着いたのでわたしもできるだけ徒歩移動をしながら雰囲気を味わうぞ!っていう気持ちもありました。あったんですが、いろいろ回って金沢から宿へ向かう頃にはもう雪道歩きたくない!となり、結局今回の旅行はタクシーが頻出してしまったね……。雪道、もう歩きたくないぜ。
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