わたしはFUGAZIの影響を受けた音楽の周辺を一部聴いていて、それでも直接このバンドの音源を聴いたりしたことはなかったんだよな。あまりに打ち出したイメージが強すぎて不用意に触れにくいというか……(わたしはこういうのをわりと素直に受け取るタイプで、半年ROMってろとか馴合するなとかそういうのをしっかり守るんだよな)。
いやーかっこよかった。曲とステージがめちゃくちゃ良い。ドキュメンタリーといいつつも2時間の大部分をライブ映像やレコーディング映像が締めている感じです。いや、それでも一番良かったのは終盤、ライブにきているお客さんたちに路上でインタビューした映像で、もちろん熱心なファンもいれば、『説教臭すぎる』だとかそういうのも言われてて、これわたしが10人に分裂したらその10人がいいそうなこと全部言われてるじゃんってにこにこしてしまった(定番の『初期は良かった、最近はメジャー志向すぎる』に対して『いやずっと変わってない!』って言い合いが発生したのもうんうんうなずいてしまうね、わたしも両方の立場でいることが多いので)。あと翻訳の吉田香織さんってGRACEやMY WINTER JANEと同じ方なのかな。
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