(Flying Pizza)Komiaa Touhuu… Se O Siin Sit Mihi Me Se Jätkie Kans Pistettii EP
90年代初頭のフィンランドのバンドの唯一の作品……かとおもったらDiscogsによると2014年に2作目を出していましま。まずタイトルが長すぎる。ちなみにこのめちゃ長いタイトルをグーグル翻訳にかけたら『とても面白いです…それだけです.それが私たちの仕事です.』って出てきてふふっとなったね。良いタイトルだ。そして買ってから気づいたんですが、盤面をみたらレーベルはSTUKAS等もリリースしているKILLER RECORDSでした。
ジャケット裏面の情報はこのパイプのレントゲン写真?と猫(尻尾が5本)?であとは読めない曲名だけっていう、もっと重要なレーベルとかメンバーとか色々情報あるでしょ!って感じが良いですね。これは内容が好みだったから何でも褒めるモードなのでこう言っています。
全体にフィンコア色が強くてまあギターの音がけっこう好みかなくらいなんですが、なぜか毛色の違うA面の2曲目「Hyvät Pojat」がとにかくめちゃくちゃ良いです。何かこの曲だけアホなんですよね。早口でファニーなメロディーに途中に突然入ってくる単音の謎の弦楽器音、フィンランドのこの年代の音源を漁ってる人だったらだいたい手が止まるでしょ。
それで思い当たって『CHEERS!』(この年代の謎音源情報のまとまったサイトが冊子になったもの)を開いたらちゃんと載っててひっくり返りました。こんなのも拾ってるんだ……。ちなみにそこでの文章の締めは「(…)言葉を尽くしてもコメントが出てこないほど凡庸な仕上がりとなっている」となっててわかる~となりました。わかる、わかるが紹介はしたくなるのもわかるし、わたしはA面2曲目単体のパワーでかなり好きです。
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