共産時代のハンガリー、住宅問題の深刻なブダペストの三世代九人家族の暮らしをドキュメンタリー風に描いたものです。抜け出せない生活、家族への不満、それぞれが抱える歪みなどを狭いアパートに押し込めて描かれたこの映画がタル・ベーラのデビュー作で、わたしはこれまで『サタンタンゴ』しかみていなかったのでとにかく長台詞、登場人物の誰彼がしゃべり続けるところにうおおとなっていました。イベントのチラシをみてせっかくだし初期作もみちゃお~ってへらへら手を付けた感じなんですがここからの作品がどう辿っていくのかはかなり興味が出てきた。このイベントでは他にあと2作品やっているので忘れずにみにいきたい。
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