『コントラクト・キラー』をみました。アキ・カウリスマキ監督作は一部大学の頃にみたんですが、この作品は未視聴で、今度新作が上映されるからか今回のアマゾンプライムに入ったタイミングではじめてみました。
はじめてなんですが、話のあらすじや作中に出てくるジョー・ストラマーの場面はなにかでみたことがあるし、そのジョー・ストラマーの演奏が収録された7インチレコードは何年か前に古本市で買ったものがあります。これがめちゃくちゃ良いんだよな……。コンピ盤に収録されていて、サブスクでもそのコンピは配信されてるんですが、何故かコントラクト・キラーの2曲だけ配信対象から外れてるんだよな、ってツイートしようと思って検索したらいつのまにか2曲とも配信されてたのが冒頭に貼った1曲です。
映画の内容も静かなカットの合間に気の抜ける瞬間が入る、(特に今作では常に殺し屋に狙われている)緊張感が冒頭から続きながら希望も少し見える、そういう塩梅が絶妙でとてもよかった。
そういえば、『青春ジャック 〜止められるか、俺たちを2〜』の作中で若松孝二が「映画館をもっている世界初の監督だ」みたいな話をする場面があったけど、アキ・カウリスマキも映画館やってたよな~って思い出した(わたしの中の)場面があった。メモです。いまダイスのインタビュー本を確認したところ、カウリスマキ監督が映画館をはじめたのは87年で、シネマスコーレは83年なのでやっぱり世界初なのかもしれないです。
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