Chain Punk vs. Egg Punk

2017年~18年頃に出回ったみたいですが、おそらく直球の内容でミームっぽさ(?)、なんというかその含みというか、悪意というかそういうのが薄い、気がする。そして多分だからこそもう廃れてあまり見なくなった気もする。多分インターネットでよくあるいくつかの作品のチャート分けをやってるだけですからね。ただ、数年を経てこのチャートじゃなくて”Egg punk”っていうくくりがのこって言葉としては使われている感じなのがけっこう良いという話です。

このあたりのジャンル(上で言うEgg punk)について、音楽のジャンル分けに意味があるかは置いておいて、曲やバンドの紹介をする際にどのように触れるかがけっこう曖昧なところがわたしにはあったんですよね。ジャンルの話題だとたまに出てくる、隣接ジャンルに対するなぜか強い当たりだとかも気になるし、個人的には変にやぶ蛇なことにしたくないので書かないようにしていたりします。

わたしの音楽遍歴は初手で触れた狭いジャンルの中でわずかに漂うナードっぽさを嗅ぎ分けて探してきたところがあるんですが、そのまま一歩ひいてネット音楽みたいな広大なジャンルに入らずに、ずっとその狭いジャンルの中で掘り進めていくことになったのがなにかの分岐点だったんだよな。そのバンドのやってる音楽やスタンス、あるいはメンバーの広い意味での思想だとかはあって、でもそういうのとは別のレイヤーでEgg punkっていうまあまあ曖昧な概念、だけどなんとなくスタンスが想像しやすい概念が発生してたのはけっこうわたし的にあり、な気がしています。まあ多分単純に言うとインターネットミームだからすごく第三者的な視点というか、そういう気軽さがあるんだと思いますしわたしはけっこうすきです。

Egg punkに少し触れた国内の記事がタイムリーに2022年2月10日に出ていました。

なんでこんな(触れにくくて)ふわふわした話をしているかと言うと、サブスクで何気なくEgg punkのプレイリストを開いたらそのなかに前に日記に書いたGee teeがはいっていて、かなりおさまりが良いことに気づいたからです。

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