4人はそれぞれウソをつく

4人はそれぞれウソをつく7~8話をみました。めちゃくちゃおもしろかった……。1話初見の瞬間(だけ)大丈夫か!?ってなったキャラ設定とその取り回しのパワーが、ここまできてもう完全になじんでます。今ではこちらもどんと構えてけらけら笑ってる感じです。ちょっと良い雰囲気にしてみたり面白い画面にしてみたり、みていて楽しいアニメってこういうことなんだよな~となる。7話だと施設の部屋内で乙女ゲーをやる関根嬢の定点カメラが、ベッドの上をゴロゴロしたあと最後は床に転がってるの良いなとか、その乙女ゲー厶のBGMのまま日常にシーンに移るのいいなとか、そのあとのリッカと関根嬢のやりとりにちょっと泣きそうになったりだとか、そういう(あっちょっと今の良かった)っていうのが全部一瞬であっという間に流れていくんですよね。テンポが良すぎて笑って泣けるアニメ、しかもキャラがめちゃくちゃ好ましいって最強でしょ。その緩急にあわせて翻弄される関根さんの表情がまたいいんですよね。今の日記のヘッダーはDIY(アニメ)を並べていますが、もし別にアカウントがあったらこの作品の関根さんの表情を並べてると思います。そしてこれはタイムライン全員毎シーズンいっていますが、本当に毎シーズンおもしろアニメが多すぎる。

(追記)

部屋に戻って、アニメ 4人はそれぞれウソをつく🈡11話をみる。めちゃくちゃおもしろかった……。これまではちゃめちゃなことがあったけどそれぞれのウソが奇跡的にバレていなかったのに、ここにきて千代さんのIQが爆上した結果全部崩壊したのバランスが良すぎる。やっぱりハチャメチャにはハチャメチャをぶつけるのが大事なんだよな。そのバレてからの緊張感というか、このアニメをみはじめた冒頭(にだけあってすぐに消えた)のバレるんじゃ……?っていう緊張感と同じタイプの緊張感、ここにきて出てきた終わっちゃう……っていう緊張感と、すぐに緩むこのリズムですよね。笑いは緊張と緩和ってこういうことなんだよな。

それぞれのウソがばれたあと、星に帰るリッカを見送る翼(剛)の「(帰っちゃうのは)本当に本人の意思なのかな……」っていうこのセリフが本当にベタなのに、これまでさんざんウソを重ねてはめちゃくちゃな展開でギャグにしてきたこの作品の最後に出てくるとやっぱりうお~となります。「俺たちみんなウソついてたけど友達なのは本当でしょ!」っていうね。そういえばこれはどちらも翼(剛)のセリフだし本当にいい子だな……。その3人に対するリッカの気持ちが、モノローグ表現でリッカとして、大佐として、それぞれの話し方の使い分けで表現されていて、これはここまでその両方のモノローグをみてきた視聴者からすると普通のことなんですが、それが嘘をつくためじゃなくて今目の前にいる3人に向き合うためにコロコロと変わっているのはウソっていうことが友達でいることとしっかり結びついているってことなんですよね。だからこそ最後、時間が巻き戻る展開があってもこの4人ならまた同じように仲の良い友だちになるんだろうなっていう信頼感がある。とても良い作品でした。

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